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Toggle野外アクティビティを満喫する上で重要になってくるのが
” アウトドアウエア選び “
寒い時にアウトドアをする際は特に、
出来る限り暖かく快適に過ごしたいですよね。
今回のブログでは、アウトドアウエアの
” 重ね着の一例 “
をご紹介していきます。
重ね着次第で、寒さに気を取られる事なく
野外アクティビティを満喫する事が出来ます。
ぜひご覧になっていって下さい。
レイヤリングとは
まずレイヤリングとは、砕いた言い方をすると” 重ね着 “のことを指します。
素材は何が良いのか?薄着でも寒くないか?厚着をしすぎて動きづらくないか?
重ね着一つで、セレクト次第で快適にも不快にもなるのがレイヤリングです。
『 重ね着で厳しい自然環境を制す 』
この、重ね着。実はその場の環境に応じて適切に変化させていく事で、驚くほど快適に野外アクティビティを満喫する事が出来るのです。
決して「これが絶対!」と言うわけでは、ありませんが、
今回は、寒い時期に特化した重ね着をご紹介します!参考になれば嬉しいです。
ベースレイヤー
そもそもベースレイヤーとはなんぞや??
これ、日本語で変換すると下着や肌着。
ファッション業界の洒落てる用語で話すのであれば、インナーを指す衣類の名称だ(ファーストレイヤーとも呼ばれていることも)。
アウトドアスポーツウェアの中では、密接にパフォーマンスにコミットするところであり、絶対に軽視できない重要なギアであると言える。
常に肌に触れている為、快適な肌触りや速乾性を重視することが多いギアだ。
下記では、実際にわたしが使用しているギアとおすすめポイントをご紹介します。
おすすめベースレイヤーは『MINUS33 CHOCORUA CREW』
MINUS33 CHOCORUA CREW
アメリカ・ニューハンプシャー州で設立されたブランド、マイナス33。
アメリカ大陸開拓期を経た長い歴史の中で、100年以上の歴史を誇る、ウール製品専門老舗の紡績会社L.W. Packard&Coが作るMINUS33は2002年に立ち上がった。
着心地や耐久性が抜群である事は当たり前。長年アウトドアスポーツ界だけではなく、過酷な自然環境で過ごす人々に絶大な支持を受けている。
それに加え、家庭用洗濯機で簡単にケアできる点も魅力のひとつ。
⚠︎柔軟剤の使用を控えるなど、多少の制約はあります。
ウール製ベースレイヤーの特徴と魅力
世の中に有り余るほど存在する衣類の” 下着 “の素材といえば、
- コットン(綿)
- 化学繊維(ポリエステル等)
- ウール(羊毛)
の3つの素材が大半を占めると思います。
その中でも、寒さに最適なマテリアルをご紹介すると、” ウール製の下着 “がイチオシ!
主なおすすめポイントを下記にまとめてみました。
- 夏は涼しい
- 冬は暖かい
- 羊の自然作用により、体臭を抑える
- 昔のようなチクチク感は無い(ブランドやモデルによる)
といったところ。
逆にデメリットを挙げるとすれば、
- ブランドによってはチクチクする
- 他素材製品に比べ高価
その程度しか欠点がありません。
それだけウール製下着は、季節を問わず大活躍する素晴らしいアイテムなのです。
今回は” MINUS33 “の製品をご紹介させて頂きましたが、
patagonia からも素晴らしいウールベースレイヤーがラインナップにございます。
しまブロにて、パタゴニアの下着を紹介した過去記事がありますので、是非コチラもチェックしてみて下さい。
【関連記事】
パタゴニア “キャプリーン・エア ”寒さに勝つためのレイヤリング①ベースレイヤー編
ミッドレイヤー
主には、保温と通気をミッドレイヤー
中間着とも呼ばれており、文字通りベースレイヤーの上に着用する“2枚目”
長年つかえ、普段着でも利用可能なデザインもかなり多い。
代表的な製品として、ポリエステル整の毛足の長いフリース。
ミッドレイヤーとしておすすめの製品をご紹介しようと思う。
おすすめミッドレイヤー『patagonia R1 FULL ZIP HOODY』
今回、中間着の例としてご紹介するアイテムはコチラ。
パタゴニアの高機能フリース
” レギュレーターシリーズ “
その中でも、透湿性に念頭を置いたモデルが、このR1です。
もちろん保温性もしっかり確保されていますが、とにかくR1というモデルは、
『 汗をかいた時に蒸れが抜けていく能力 』に長けたフリースなのです。
中間着の役割と目的
生地が碁盤の目状にデコボコしているのが分かる。( グリッド構造 )
この仕組みのおかげで、ごく一般的なツルッとした生地よりも汗を素早く吸い取り、蒸気として外部へ発散してくれる。
中間着( ミッドレイヤー )を着用する理由。
それは主に下記の点にあります。
- 保温力を高め、身体を温める
- 汗で濡れた下着の水分を吸い取る
- 素早く水分を吸い取り、外部へ発散
一般的にフリースに求める最大の機能といえば、保温性だと思います。
しかし、上記の2個目と3個目。
『 吸湿 』や『 発散 』ついては、あまり重要視されない事がよくあります。
水分を吸い取り、外部へ拡散する能力の事を、主に『 吸湿発散性 』と呼びます。
登山やトレイルランニングなどのスポーツの場合、寒い環境に身を置く事もあれば、当然汗をかく場面も必ずあります。
こんな時、ただ保温性を高めただけのフリースでは、汗だくになってしまいますね!
しかし、R1のは、適度な保温性がありながら吸湿発散性も重視された高機能フリース。
こういったアイテムを一つ持っているだけで、野外アクティビティ中の快適性がグッと上がります。
アウター
アウターは見た目のかっこよさも重要だが、雨風や外気温による体力の消耗減にも一役も二役もかってくれる。
その洗練されたデザインもだが、機能面の重要性について書いていきたいと思う。
この章では、詳しく書くのは
- おすすめの製品
- 実用性
- 使い分け
- 実用例
是非、参考になれば筆者として嬉しく思う。
おすすめアウター『patagonia MICRO PUFF HOODY』
パタゴニアが誇る超軽量インサレーションジャケット、マイクロパフ。
『 プルマフィル・インサレーション 』という、パタゴニア独自の化繊素材の綿が封入されています。
『 限りなく羽毛に近い構造 』をしたこの化繊綿。
加えて、軽量かつ高強度な表地と裏地を採用。
これにより、重量に対する保温性が、同メーカー比でトップクラス。
もちろん表地には、DWR(耐久性撥水加工)が施されています。
雪やみぞれ程度なら全く問題ありません。
もし、極寒に加え、長時間の湿り雪に当たるような環境に遭遇した時は…
このように、インサレーションジャケットの上にハードシェルを着ると良いでしょう!
化繊綿のメリット
上記にもある通り、インサレーションジャケットには『 羽毛 』と『 化繊綿 』のどちらかが封入されている。また、今回は化繊綿に焦点を当てているので、下記に化繊綿のメリットを挙げてみました。
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- 濡れても保温力を維持す
- 自宅で簡単に洗濯が出来る
- 羽毛の方が軽量ではあるが、技術が進歩し、近年の化繊モデルも羽毛に匹敵するほど軽量性に優れている。
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といった特徴を持つ化繊インサレーション。
ここまでメリットが多いと、ダウンジャケットを買う機会が減ってしまいそうですね。
とは言うものの、やはり素晴らしい天然素材である” 羽毛 “というインサレーション。
『 寒くて乾いた環境では羽毛 』
『 寒くて湿った環境では化繊 』
といったような使い分けをする事が一番ベストなのかもしれません。
アウターの種類と目的
アウターにも数種類存在し、それぞれの特性をいかしたフィールドでつかいわけるのに
難しさ、または魅力なんかも感じたりしますよね。
簡単に使い分けの実用例をご紹介します。
- レインウェア( 別名ハードシェル )
- インサレーションジャケット( 羽毛 or 化繊 )
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この二種類が主に、使用頻度の多いアウターではないでしょうか?
レインウェア( ハードシェル )は、いわゆる『雨具=カッパ』のこと。
雨や風を完全シャットアウトする事が最大の目的です。
ちなみに、防水ウエアに関してよく話題に上がる事の一つとして
『 ゴアテックスって暖かいの? 』
という質問がよく出てきます。
結論から言うと、
” 防水透湿素材に保温性は無い “
が適切な答えです。
風と雨を防いでくれるおかげで、体感的には暖かい。
一応そういった表現も出来ます。
しかし、基本的にはレインウェアに保温性はありません。
そこで、今回のテーマである” レイヤリング “インナーを工夫したり、アウターを変化させる事で、様々な環境に適応する事が出来ます!
たかが服、されど服
野生動物のように、毛皮や体毛をなくして進化してきた我々人類。
過酷な環境下でも、最大に力を発揮するためのレイヤリングを是非、実践してみてください。
最後に…
ここまでの長文をお読み下さり、ありがとうございます。
その場の気温や環境によって重ね着を変える事で、今まで以上に” 遊びに集中 “できます。
皆様も是非、アウトドアウエアを購入する際には、使いたいフィールドの環境や、持っているアイテムとの相性なども考慮しながら選んでみてはいかがでしょうか。
以上、
( 真冬のレイヤリングについて〜patagoniaの秋冬アイテムとMINUS33の高機能下着をご紹介〜 )
でした。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
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