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Tuesday, November 24, 2020
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もえぎ色

ちょいと過ぎてしまいましたが、今月の朝の食卓は、「もえぎ色」でした♬

もえぎ色

春、大地が緑に覆われて草花が躍る頃、森の樹々たちも芽吹きの季節を迎えます。

ブナの葉の透き通るような黄緑、イタヤカエデの黄色い花に葉緑素ができるまでのほんの数日だけ見せる淡い真紅の葉、山肌に彩りを添えるエゾヤマザクラのピンク、田んぼの横で真っ白に咲き誇るスモモなど、森は絵具のパレットのように色とりどりの優しい色に包まれます。

爽やかな香りを放つホオの木の芽のお茶は、春の香り。オニグルミは、枝先に冠のような葉をつけて、あのかわいい実からは想像できないドジョウのようなニョロリとした花房をぶら下げています。数年に一度しか花を咲かせないブナも今年はたくさんの花をつけました。秋には豊かな実りをむかえ、リスやネズミたちの楽園になるでしょう。

ふと目線を下げるとそこにはウドや竹の子がニョキニョキ、春の山菜も中盤です。綺麗に踏みならされたフキの林は、熊が食事をした跡。座り込んでムシャムシャ美味しそうにフキを食べている姿が目に浮かびます。耳をすますと辺りは小鳥たちの冴えずる音色で満たされ、通り抜ける風は若葉の香りを運びます。

春の森を歩いていると心癒されるのは、長く厳しい冬を乗り越え、命輝く春を迎えた生き物たちの喜びが伝わってくるからかもしれませんね。

萌黄色の森の中、そこには巡りゆく命の物語がたくさん詰まっています。

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吉澤俊輔http://biastra.jp/i/relay/1933
さくらの咲くところ 代表 1978年北海道島牧村生まれ。幼少期より、海と山に囲まれた島牧の豊かな自然の中で育つ。島牧ユースホステルを営む父の影響もあり島牧村を訪れる人のガイド役としても日夜活動する。隣接するサスティナブルな暮らしを目指した「はるの家」は自身でリノベーションした。自然と共にある暮らしを提案する「さくらの咲くところ」の活動も展開。自然栽培での田んぼや畑もはじめ、自給率の極めて高い生活を実現している。

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