自家製粉のスペルト小麦パン

自家栽培、自家製粉のスペルト小麦に自家製海の塩と自家製酵母、そして、薪ストーブ焼成で、燃料まで全てローカルなパンです❣️(しかも全部島牧!)
香ばしい香りがして美味しい〜❗️

スペルト小麦を育ててみて感じたことは、これが本来の麦の姿なんだと言うことでした。茎は太くしっかりと根を張り、背も高く、麦粒は、硬い殻に覆われています。
脱穀は大変なのですが、かわりに硬い殻の下にある外皮が柔らかく全粒粉にしてもあまり気になりません。
野生種の本来持つ勇ましく美しい姿は、見ていて惚れ惚れします。

最近のパン用小麦などの裸麦は、品種改良のせいか、穂から麦粒が落ちやすく露出していて、そのせいか外皮が胚乳と胚芽(私たちが食べている白い粉の部分)を守るためにとても硬くできています。

本来の麦、
麦に限らず、
本来の野菜、本来の森、本来の海、本来の魚、本来の動物、
この本来ということが最近とてもわかりにくく、見えにくい世界になってしまったと思います。
人間社会の利便性や合理性などのなかで失われてしまった大切なものがたくさん詰まった本来の姿。

この地球の持つ本来の美しさ、大切にしたいですね。

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吉澤俊輔

さくらの咲くところ 代表 1978年北海道島牧村生まれ。幼少期より、海と山に囲まれた島牧の豊かな自然の中で育つ。島牧ユースホステルを営む父の影響もあり島牧村を訪れる人のガイド役としても日夜活動する。隣接するサスティナブルな暮らしを目指した「はるの家」は自身でリノベーションした。自然と共にある暮らしを提案する「さくらの咲くところ」の活動も展開。自然栽培での田んぼや畑もはじめ、自給率の極めて高い生活を実現している。(引用:BIASTRA.jp)
さくらの咲くところ 代表 1978年北海道島牧村生まれ。幼少期より、海と山に囲まれた島牧の豊かな自然の中で育つ。島牧ユースホステルを営む父の影響もあり島牧村を訪れる人のガイド役としても日夜活動する。隣接するサスティナブルな暮らしを目指した「はるの家」は自身でリノベーションした。自然と共にある暮らしを提案する「さくらの咲くところ」の活動も展開。自然栽培での田んぼや畑もはじめ、自給率の極めて高い生活を実現している。(引用:BIASTRA.jp)
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