patagonia(パタゴニア)R2シリーズ
patagonia(パタゴニア)R2シリーズ

patagonia(パタゴニア)フリースRシリーズを徹底解説【最新2021年版】

ご参照ありがとうございます、元パタゴニア店舗スタッフの刑部広平(オサカベコウヘイ)です。

今回はパタゴニアの直営店であれば必ず置いてある、高性能フリース『Rシリーズ(レギュレーターシリーズ)』をご紹介いたします。

当ブログが目に止まった理由….

「興味はあるけど種類がたくさんあってどれを選べば良いかわからない」「パタゴニアのフリースについて知りたい」「購入前の下調べ」などなど様々かも知れませんね?

山、川、街。あなたのライフワークを通じ実際に目にしたことがあるかもしれないRシリーズ

本記事は、私の体験や仲間からフィードバックされた情報をもとにお届けしたいと思います。

参考になれば幸いです。是非最後までご覧ください。

パタゴニア

 

Rシリーズ(レギュレーター・シリーズ)とは?

パタゴニア R1エア
パタゴニア R1エア(製品提供・モデル 斉藤大介)

パタゴニアが展開するフリース。実は“2種類”の特性を持っています。

  • テクニカルなスポーツに特化したフリース
  • 街着で活躍する、タウンユースのフリース

 

Rシリーズは完全に「テクニカルなスポーツに特化したフリース」

つまり、アウトドアのために研究開発された製品です。

かなりテクニカルなアイテム

パタゴニアR2ジャケット 釣り
愛用のR2ジャケットを着てフィールドにでかけよう!(製品提供・モデル 阿木裕介)

スキー・スノーボードなどのウインタースポーツ、かなりの発汗を伴うトレイルランニングやクライミング、フライフィッシングやキャンプ。

Rシリーズは多様なスポーツシーンで大活躍する、優れた製品の一つと言えます。

その理由としては『優れた保温性と、発汗性能』を語らずにはいられません!

多数のアンバサダーによるチェック・フィードバックから進化してきたギアのRシリーズ。

長年ロングテール製品として活躍してきた歴史もあり、その性能はお墨付きです。

では、街着としては着れないのか?

実はそんなことはありません!Rシリーズは多くのおしゃれ上級者にも支持されているのです。

おしゃれ上級者は街着でもその“存在感”を発揮させていた

パタゴニア神田ストアinstagramより引用

パタゴニアのフリースでよく街で見るおしゃれさんたちが着ているフリースと言えば、レトロXジャケットやスナップT、レトロパイルジャケットといったいわゆる“おしゃれ着”が有名だと思います。

近年では、キャンプブームの影響でSNSや紙面でもよく目にしますよね。

Rシリーズと言えば、タイトなシルエットにつき、如何にも”ガチ感”が否めないところもあります。

しかし、あえて特有のタイトなシルエットを街着として日々のコーディネイトに取り入れている「お洒落ファッション強者」も少なくありません!

そのスタイルは”メリハリのあるバランス”を考えたコーデや、”オールタイトなスタイル”まで様々。

さらに、その快適性はについては流石フリースの元祖パタゴニアです。

毎日着用したくなることは間違いなし!

では、その快適性について書いていこうと思います。

 

「ポーラテック」 が快適さのミソ!

polartec
ポーラテック・サーマル・プロを使用していることを証明するタグ

ポーラテック社。あなたはご存知だろうか?

ポーラテック社とは、フリースの草分け的なアメリカの繊維会社のことなのですが、

実はパタゴニア社とは、切っても切り離せない関係性なのです。

詳しい関わりなどは過去記事でご覧いただきたいので貼っておきます。

Patagonia パタゴニア R2ジャケットが冬場の釣りに最適なフリースだった!

で、ポーラテック社が開発した「ポーラテック・パワーグリッド」が何故にそこまで快適かというところですが、

コットンやナイロンとは一線を画す

  • 発汗・吸水性能
  • 優れた保温性

とにかく肌をドライに保ってくれる優れた生地なのです。

といっても信憑性に欠ける部分や、実際にトライしないとわからない部分も多数あるとは思いますが、

今では各メーカ(ノースフェイス、アークテリクスetc)なども当たり前に取り入れているので、まず間違いありません!

では、ポーラテックの生地がどのようにRシリーズに反映されているか、その特徴や種類を詳しく解説していきます。

 

R1、R2、R3、R4フリース

patagonia(パタゴニア)R2シリーズ
製品・画像提供 阿木裕介

Rシリーズには数種類のフリースが存在します。

それぞれ毛足の長さ・生地の特徴などなど。

または現行では販売していないものもあるので出来る限り詳しく解説していきますので、検討中の製品であったり、すでにお持ちの製品に照らし合わせてご確認することを強くお勧めします!

 

R1シリーズ

patagonia R1 HOODY
patagonia(パタゴニア)R1フルジップフィーディ(製品提供・撮影 阿木裕介)

R1シリーズの魅力はなんといってもその”通気性”です!

”通気が良いこと”

つまり、登山や寒冷地でのトレイルランニングなどの一定の発汗が伴うアクティビティに特化した製品と言えますね。

前の章で『ポーラテック』に触れましたが、『ポーラテック・パワーグリッド』を採用

ポーラテック・パワーグリッドとは
  • 凹凸がある無数のグリッドが汗を汲水してくれる
  • 起毛していないので、さらに通気性と吸湿速乾性を向上

 

完全にスポーツに特化した製品と言えます!

とことん“汗抜け”を追求し、ジッパーの開け閉めのしやすさは“ベンチレーション”にもなります。

おまけ

パタゴニアらしいこんなプロモーションも..!

 

R2シリーズ

patagonia(パタゴニア)R2ジャケット
patagonia(パタゴニア)R2ジャケット(製品提供・撮影 阿木裕介)

柔らかな起毛が特徴的な“R2ジャケット”は言わずもがな、パタゴニアフリークならば、誰もが知っているアイテムなのは言い過ぎではないと思う。

  • フィット感
  • 保温性
  • コンパクト性

 

アウトドアスポーツで遊ぶ人だけには止まることなく、世界中のバックパッカーやオシャレを楽しむ老若男女に愛されている製品です。

その“快適性”の理由は、やはりポーラテック。

『ポーラテック・サーマル・プロ』を採用した製品です。

体側〜袖口までの内側はR1とおなじ『ポーラテック・パワーグリッド』への切り替えし素材となっております。

ポーラテック・サーマル・プロとは
  • ポーラテックの遮断熱素材の中で、最も技術的に進化している
  • 比重に対する暖かさの比率がポーラテック史上最高スコア

私は、真夏以外は(北海道在住)かなりの確率で出番の多いジャケットです!

フードがないので、中間着としてもスルッと嵩張らず、

耐久性も今のところ壊れず活躍してくれています。

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パタゴニアパタゴニア オンラインショップはこちら

 

R3/R4シリーズ

パタゴニアR3 フーディ
パタゴニアR3 フーディ

いきなり残念なお知らせだが、2021年1月現在R3/R4は生産終了となっています。

ですが、商品レビューとして簡単にですが解説させていただきます。

R3の特徴
    • リバーシブル
    • フードが暖かい起毛バラクラバ
    • ポーラテック・サーマル・プロ、袖口はポーラテック・パワーグリッド

 

つづいてR4。

 

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 こちらも、ずいぶん前に生産中止になっているモデルです。

モコモコの見た目が突出しているRシリーズでした。

R4の特徴
    • Rシリーズの中で最も保湿性に優れたフリース
    • ポーラテックウインドブロックの裏地にR2のフリース記事を内側に採用
    • 防風性の記事を内部に採用している

 

完全にレギュレーターというより、防寒着のモデルとなっていました。

個人的には、各種フリースやインサレーションを用いたレイヤリングのほうが使い勝手はよさそうです!

上記の製品については、いまだにリサイクルショップや通販サイトで見かけることもあるので参考にしていただければ幸いです。

 

その他のRシリーズ

「フリースか?ソフトシェルか?」R1テックフリース

R1テックフェイスシリーズ。記憶は定かではありませんが、たしか2018年ごろリリースされた製品だと思います。

こちらの製品はR1と謳っていますがフリースではありません。

その性能は完全に『ソフトシェル系』ですネ。

※シェルについては長くなりますの他の章で記載したいと思います。

簡単に書くと

  • R1より風は通さない
  • 伸縮性はあるけどR1ほどではない
  • 発汗性はそれなりに良い

 

といったところです。

表生地もフリースのようにモコモコした感じではなく、少しハリがある感じです。

サイズ感もR1,R2のようにタイトではなくアウターとして使用するのにちょうど良いです!

 

伸縮性と軽量感がクセになるR1エア

パタゴニア R1エア
パタゴニア R1エアクルー 速乾性・通気性はピカイチ

速乾性・通気性に優れた本製品。2020年に新しく発売された製品です。

特徴は速乾性・通気性。激しく運動が必要なシーンで必須となる機能だが、R1エアについては

特徴的な織りのマテリアルは100%ポリエステル繊維で、着心地も抜群です!

R1エアのラインナップ
    • R1エア・クルー
    • R1エア・ジップネック
    • R1エア・フルジップ・フーディ

 

着脱をしないのであれば『R1エア・クルー』『R1エア・ジップネック』がおすすめです。

とくに『R1エア・ジップネック』はハーフジップとなっているのでハイク等で暑くなりすぎた時に◎

弱点としては生地自体にタフさ(耐久力)は無いと思われるので、藪漕ぎなどには細心の注意をはらうか、シェルなど強めのアウターを着用されたほうが良いかと思います。

 

『R1パンツ』という履くフリース

R1パンツ。まんまR1ジャケットをパンツにした製品です。

とてもスタイリッシュとは言えない見た目ですが、性能は超サイコーです。

下半身は発汗量の地味に多いので、程よい通気性と保温で常に快適にしてくれるのが嬉しいところです。

特にウェーダーを着るフィッシングなどには最適な製品ですね!

R1ジャケットとの違いは『フィット感』が”ゆったりめ”なところです。

柔らかく伸縮性があり快適。下半身にかなりの自由度が出るのも嬉しいところです。

是非、お試しあれ。

 

最後に

パタゴニア

ここまでpatagonia(パタゴニア)フリースRシリーズを徹底解説【最新2021年版】を読み進めていただきありがとうございます。

この記事が皆様の参考になればと願っております。

またパタゴニアは全製品に製品補償をしております。

もし、製品に不具合、お気に召さない点があれば直営店

または、カスタマーセンターまでお電話してください!

どの店舗もカスタマーセンターも真摯に対応してくれるハズです。

では、Rシリーズと共に最高のアウトドアライフをお楽しみください!

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刑部広平

1987年11月6日生まれ 北海道当別町出身 調理師、アウトドアアパレルメーカ Patagonia札幌北ストアを経て2019春に島牧村へ移住 Fourwin株式会社 セールスマネージャー 個人事業 千走商会 趣味のFlyfishingを楽しみスローな暮らしを目指している
1987年11月6日生まれ 北海道当別町出身 調理師、アウトドアアパレルメーカ Patagonia札幌北ストアを経て2019春に島牧村へ移住 Fourwin株式会社 セールスマネージャー 個人事業 千走商会 趣味のFlyfishingを楽しみスローな暮らしを目指している
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