林業アップデート第二弾!農高にて。
デザインのお勉強でした。デザインは身近で奥深かったなぁ。デザインとは、夢の共有である。byきこり。
さて、今回の比布駅におかれますツリーは、まさに今を見せるツリー。
2本で1本と捉えられるし、2本は2本だとも捉えられる。
片方は真っ直ぐで、片方は先が折れている。
この二本は森の中で、数十cm先に並んで生えていた木。
この数年間、隣同士で一緒に育ってきた相棒か。
片方が折れたことにより、片方がチャンスだと思っておい抜いて成長したライバル同士か。
折れたやつは、負けてたまるかと枝を幹に変え、自分を信じて生きてきたやつか。
このツリーの姿をどうを捉えるか、見る人次第。
そこが面白いと思ってもってきました。上川町産です。
普通のツリーなら、きっと森と同じで見慣れているだけあってスルーしていくだろう。
このイビツにもとれる自然の造形。
これは今の山のリアルのカケラ。
木や森が無くなれば、人間は考えるチカラや、想像力も欠落していくと思う。もっと見て欲しい。
木を伐ること、いや林業は、もっとデザインを活かしていきたい。
でもデザインに喰われる林業は嫌だ。
僕の森づくりのテーマは、夢の共有。
今を見られるからこそ、夢が見られる。