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Wednesday, September 23, 2020
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オホーツク海が育てる恵み!カラフトマス【しまブロお魚図鑑】

釣りをしない人にはあまり馴染みがないかも知れませんが北海道にはカラフトマスという魚が生息しています

今回はそんなカラフトマスを紹介させて頂きます

カラフトマスってどんな魚?

皆さんご存知のサケの仲間で見た目もサケに似ています

英語名はピンクサーモン、日本国内で食用として流通するときはアオマスとも呼ばれます

ピンクなのか青なのかややこしいですね笑

背中が青っぽいからアオマスです

 

身はもちろんサーモンピンク
他のサケの仲間と違い尾びれに斑点があります

カラフトマスは川で産まれて海で育ち、2年の旅を経てまた生まれた川に産卵の為に帰ってきます

ただしサケに比べるとその辺は適当で、母川回帰率(生まれた川に帰ってくる確率)は低めです

※母川回帰率はサケが90%以上、カラフトマスが50%〜60%と言われています

ちょっとマヌケな魚かと思われるかもしれませんが、これはカラフトマスが繁栄する為の戦略だと思われます

例えば産まれた川に何かあってもどこでも繁殖出来るということですね

そのお陰か世界中のサケの仲間の中で最も分布域が広いのです

どこに行けば見られるの?

カラフトマスのポイント
オホーツク海.北太平洋沿岸が主なポイント

先にも述べましたが、カラフトマスは川で生まれ春に海へ旅立ち2年ほど海を旅してまた夏頃に大きくなって(サケより小型の40cm〜60cmくらいが標準)帰ってきます

7月後半から9月くらいまで主にオホーツク海沿岸の橋の上から川を覗いてみると帰ってきたその姿が見られます

お盆くらいの知床なら間違いなく見られますが、カラフトマスはヒグマにとってもご馳走で大事な夏の栄養にもなります

道路から離れたような人気のない所での観察はヒグマとの遭遇率が上がり危険なので止めましょう

意外と身近なカラフトマス

スーパーなんかで普通に売っているサケの缶詰、あれの原材料を見るとアオマスと表記されていると思います

つまりカラフトマスですね

某有名なサケ缶のパッケージはよく見ると完全にカラフトマスです

他にもサケの代用品として使われることの多い魚なので意外と食べたことのある人は多いのでは?

カラフトマスの大変身!?

海から帰ってきて川へ産卵の為に遡上するカラフトマスのオスは驚くような変身をします

これが…
こうなって…
最終的にはこんな驚きの姿に!

口がワニのように尖って背中がコブのように盛り上がります

このことからカラフトマスのことをセッパリマスとも呼びます

 

産卵を終えて力尽きたオスとメス

カラフトマスを釣ってみよう

【どこに行けば見られるの?】の項で説明したように夏にカラフトマスは産卵で川を登ります

その前に河口付近で川の水に身体を慣らす為に暫く群れで留まりますのでその時がカラフトマスを釣るチャンスです

※河川での釣りは例外を除き全面的に禁止です、また場所によっては河口規制がある場合もあるので注意しましょう

知床はロケーションが素晴らしいです

僕はルアーで釣りますのでルアーフィッシングについて説明させて頂きますね

ルアーはスプーン、スピナー、ミノーと何でも良いですが一定の層(水深)をゆっくり巻いてこれるルアーが望ましいです

色は赤やピンクが定番ですが、青が良く釣れる日もあるので色んな色を用意しましょう

スプーンにはタコベイトをつけるのも定番ですね(無くても釣れます)

カラフトマスは割と岸近くに居ますのでそれほど遠投する必要はありません

ルアーを投げてゆっくりリールを巻くだけ

これで釣れます

簡単でしょう?

ただしカラフトマスのファイトは力強く強烈です

なので強い釣り竿、強い釣り糸で望みましょう

釣ったあとのお楽しみ

さてカラフトマスが無事に釣れましたら食べて楽しみましょう

現地で捌きます
カラフトマスの魚卵をほぐしたところ
ボトルがあれば現地で醤油に漬け込んでカラフトマスのイクラの完成です
やっぱりご飯に載せたくなりますよね笑
身はちゃんちゃん焼きで頂きます!
石狩鍋も
白子の煮付け
これは白子の煮付けをハフハフしながら食べているところ

調理道具を持ち込めば現地でカラフトマスのフルコースを楽しめます

とっても美味しいのでお試しあれ

※魚のアラや内臓等はクマを寄せますので絶対にその辺に捨てないようにしましょう!

長文にお付き合い頂きありがとうございます

少しでもカラフトマスの魅力が伝われば幸いです

斉藤大介
斉藤大介
札幌在住 北海道の生き物が大好きで週末は釣竿、ガサ網、カメラを持って彷徨ってます
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