皆さま、このたびは手宮線(廃線)をご利用いただきまして誠にありがとうございます。このツアーは軽井沢なのか北海道なのか、混乱が生じているツアーとなっております。

軽井沢と北海道の何が似ているかと云えば植生です。生えている木がほぼ同じだと気が付いたことから企画されたものです。

まもなく信越道を抜けまして、札幌駅前に到着いたします。テレビタワーにて峠の力餅と信州そばをご堪能いただき、その後旧軽井沢銀座小樽行きの快速で参ります。

 

軽井沢と札幌の相互点

  • 気温
  • 湿度
  • 降水量
  • 積雪量
  • 日照時間
  • 1年の四季

寒いのも当たり前

高冷地気候と呼ばれる軽井沢は、駅前で標高940m。全体の標高は950から1200の辺り、と紹介されることが多いです。(ちなみに元町は海抜6m)

東京都との差

北海道…-6 最高気温27 最低気温-6

軽井沢…-7 最高気温26 最低気温-9

樹木の生育に関わる時期の気温、2月(厳冬)、6月(雨季)、8月(真夏)、10月(果実)を見ると2月6月は一致、8月10月は1℃差という結果であります。

観光客が「涼しい!」と驚くのをよく見ました。山の頂上と同じですから。それだけ標高が高ければ寒いのも当たり前っしょ。でもチョイ待ち。1200m太陽に近い、ということです。すると何が起こるのか。

 

圧倒的湿度ッッ!

この見出しの書き方すると、ソガイさんみたくかっこいい記事書いてる方と進学校に来た原色髪みたいなレベルの差がついてますけどこのノリが基本です。

札幌… 最低 63% 最高 75% 平均 69%

軽井沢… 最低 72% 最高 90%以上 平均 80%

湿度100%が雲の中であります。太陽に近い分、目下に広がる群馬県の高崎・前橋両市や峠の水分が集まりやすいので霧がかかりやすく、湿度が上がるとされています。霧は確かによくかかりました。なんなら、その中にいることのほうが多かったです。

それだけ湿度が高いなら、さぞ雨も多いことでしょ?それがね・・・

 

湿度は高いけど

札幌… 1107mm

軽井沢… 1241mm

これぞ差、というほどの差はありませんが、実際、私がいたころも頻繁に雨が降ってました。特に夏のゲリラ豪雨たるや、まさにバケツの水をひっくり返したの如く。霧はかかるもので、雲が上空で崩れて雨になるわけですから、そこは平地と同じというわけですね。

太陽に近い=雲に近いので、雨が強いことが多いのは確かです。

 

本州だけど、ボーダーも唸る粉雪

雨と来たら雪。あと降るものといえば雹、霰、霙、航空

札幌 162cm

軽井沢 263cm

ここまで標高が高いと、寒冷地で降雪する「粉雪」を確認できます。

本州の東北以南の平地で確認できる、手に乗せるとすぐ水になる雪は「ぼたん雪」で、固まりやすいので雪だるまを作るのには向いているものの、水分が多いため重く、凍りにくいのも特徴。雪かきするには重たいし、ウィンタースポーツには向いてません。

一方の粉雪は水分が少なく、固まりにくいので積むだけの雪うさぎなら作れるくらい。手前味噌ながら小樽のイベントで雪で造形を作りましたけど、詰めたり積んだりでした。積もると柔らかいので、ゲレンデでは粉雪は大人気。

 

頑張らない日射し

日照時間については、番付形式で。

北海道…1913時間 25位

軽井沢…1968時間 都道府県番付にすると24、5位。長野県は2028時間で20位。

安心してください、どちらも平均以下ですよ。

びりはご存知島根県。だから島根の人は色白とも言われてます。1位は埼玉県でした。熊谷38℃、雷も多い県で、何かと大変。ちなみに母が埼玉です。

 

これ、北海道じゃないんです

4月…降雪が確認される

5月…花が咲き始める

10月…紅葉が見ごろ

11月…雪が降り始める

軽井沢の四季。北海道じゃないと見出しで書きました通りでございます。

 

まとめて

標高に差があるので、いささか霧が関係したことと、基本的に本州という亜熱帯、北海道という亜寒帯なる違いはありました。それでも同じ木があるなんて??

と思って調べ始めたら恐ろしく時間を割いた上に、まとめるのはもっと大変でしたが、これで解ってきたZO☆条件は揃っていたんですね。

 

後編では実際に木を見ていきましょう。それでは岩見沢旧三笠ホテルへまいります。

 

 

参考

・都道府県をあらゆるジャンルで格付けしたサイト『都道府県格付研究所』http://grading.jpn.org/SRB02401.html

・日本各地の気象記録を閲覧できる公式『気象庁』http://www.jma.go.jp/jma/index.html