【道央・道北エリア】“北海道釣行におすすめ”データで見たエリア別装備一覧【6月版】

こんにちわ北海道の夏の釣りは最高ですね!日本のなかでも一番北にある北海道の夏は短くとても過ごしやすい印象でしょう?

でも涼しく過ごしやすいイメージの北海道ですが、6月は1年の中でも最も寒暖の差が激しく、地域によっては日中と夜明けの気温差が20℃も違う地域もあり、ぶっちゃけめちゃくちゃ寒かったり暑かったりといったことも多々ありますね。

それもそのはず。道南函館市から道東根室市まで直線距離で約435km!本州でいうと東京→大阪間の距離とほぼ同等なんです。大きいでしょう?

そんな大きい北海道。地域毎で気温差もかなりあります。

この記事はそんな北海道で夏の釣りを楽しみたいアングラー向けの記事です。

地域別の気温を確認してより良い夏の釣りを楽しみましょう!

エリア別気温表

ここでは道央、道南、道北、道東のエリア。上中下旬での、月の別に気温表を作成してみました(2019年のデータ)。

やはり気温差がエリア毎にかなり違いますね。

平均気温、最高気温、最低気温も出しましたので元patagoniaスタッフが考察して適切な服装を考えていきたいと思います。

道央エリア

 

この時期の道央エリアは日本海側と太平洋側で大きく釣魚が変わります。

積丹エリアで海のサクラマス釣りが終盤を迎えヒラメが最盛期を迎え、さらに北の浜益・増毛エリアではサクラマスが最盛期。ヒラメもボチボチ上がる頃だと思います。

湖では洞爺湖での釣りが解禁され、支笏湖ではハルゼミが煩いくらいに鳴く時期でフライフィシャーの最も楽しい時期。

苫小牧市と札幌市に挟まれる千歳市には支笏湖から流れ出す千歳川があり、野鳥のさえずりを聞きながら大型のブラウントラウトやヤマメ釣りをするのが気持ち良いですね。

道央道南河川では、ヤマメ釣りが解禁され(日高地方は7月から)川釣りフリークにも最高の時期と言えます。

さらに苫小牧周辺では、大型のロックフィッシュが岸よりしており、陸っぱり・ボートでの釣りが大変面白いです。

では、道央圏(札幌、苫小牧)の気温をみていきましょう。

札幌

 6月上旬(2019/6/1〜6/10)6月中旬(2019/6/11〜6/20)6月下旬(2019/6/21〜6/30)
平均気温17.416.618.3
最高気温29.426.527.2
最低気温129.718.3
苫小牧
 6月上旬(2019/6/1〜6/10)6月中旬(2019/6/11〜6/20)6月下旬(2019/6/21〜6/30)
平均気温14.114.315
最高気温15.921.421.5
最低気温9.37.311.8

6月はこんな感じです。

石狩地方(札幌)

最高気温29.4℃ 最低気温9.7℃ 平均気温は約15〜20℃の間くらいですね。

胆振地方(苫小牧)

最高気温21.5℃最低気温7.3℃ 平均気温15℃前後前後ですね。

平均気温を見ると釣りが快適に出来る気温です。

なので極端に偏った装備でなければ良いのですが、石狩・後志地方でよくあるポイント、磯場・ゴロタ場に限っては注意が必要です。

まず磯場・ゴロタ場の装備。

次に河川・湖。

最後に防波堤・ボートでの装備を確認していきましょう。

磯場、ゴロタ場での装備(日本海側)

  • 速乾性素材(ポリエステル製)の長袖シャツ
  • クロロプレン(ネオプレン)以外の汗抜けが良いウェーダーor速乾性に優れたパンツ
  • ライフジャケット(必須)
  • レインウエア
  • フリースなどの着脱しやすい上着

釣りのスタイルによりますが、とにかく長時間の磯歩きは足元が不安定なうえ、地形によってはアップダウンが激しく、「動」と「静」の動作が頻繁に行われるのです。

つまり外気温が低くても激しい運動量にともない必ず汗をかきます。

恐ろしいのは汗が衣類に吸水したときの気化熱によって一気に体温が奪われることです。

釣り用語で「朝まずめ」「夕まずめ」とよく聞きますが、魚が釣れる時間は日の出・日の入りの薄暗くまだ気温が低いorこれから気温が下がる時間帯というくらいです。

気温が低いと考えると衣類に汗を残さないような速乾性の肌着が必須になります。

これを間違えると「汗冷え」が起こり快適に釣りをするのは難しくなってきますので要注意です。

コットン製品、特にジーンズなんかは絶対NGです。

また、かなり冷え込みが強い日のためにバックアップで薄手の中綿の入ったジャケットなんかもあると便利です。

しかし、大荷物になると磯歩き自体がハードモードになるので事前の天気予報は必ずチェックしましょう。

河川・湖での装備

道央の有名河川と言えば石狩管内の千歳川流域。後志管内の尻別川。

さらに日本で最北の不凍湖”支笏湖”

そして有名観光地の洞爺湖と大きなカルデラ湖が2つあります。

フレッシュウォーターでの装備を考えてみました。

  • 速乾性素材(ポリエステル製)の長袖シャツ
  • 薄手のフリースベスト
  • 小さく収納可能なウインドブレーカー
  • レインウエア

6月半ばを過ぎるとほとんどの河川で雪代もおさまり、湖ではヒメマス釣りの解禁が始まります。

しかし、釣り人の熱気とは裏腹に朝晩の冷え込みもまだまだ厳しいといった感じですね。

ここでも運動量を考慮して速乾性素材(ポリエステル製)の長袖シャツ、そしてフリースベストが最適かと思います。

ふたつの理由は以下の通りです。

  1. 湖・河川ではポイントまでのアプローチで運動量が多くなる。
  2. 暑くなりフリースを脱いだときに長袖だと嵩張る。

と言ったところです。

藪漕ぎ、川を遡行してポイントにアプローチするという部分は磯場に通じる部分があります。

ですが何故フリースはベストなのでしょう?

実は磯場と違い水中にウェーディングしっぱなしが多いことからなんです。

ウェーディング(水中)では衣類の着脱自体がかなり面倒になってきます。

ポイントに到着してからの磯場とフレッシュウォーターでの釣りでは荷物を持ち歩くか置けるかの違いが発生します。

大は小を兼ねると言いますが、暖かく汗抜けの良いフリースベストはこの時期の河川・湖の釣りではがかなり有効です。

万全の準備をして釣りに挑みましょう。

漁港・ボートでの装備

道央太平洋沿岸の胆振地方は陸っぱりやボートフィッシングで大型の根魚(ロックフィッシュ)やカレイが狙えるフィールドです。

また、比較的大きな港が多くサクラマスが港内から狙えるなど一日中、多種多様な魚を狙うことが可能です。

特に苫小牧・白老・室蘭(胆振管内)は北海道を代表するフィールドで、この時期は海が安定している限り多くの釣り人たちが訪れます。

では、装備を確認しましょう。

  • 速乾性の長袖シャツ
  • 中綿の入ったジャケット
  • 速乾性のパンツ
  • レインジャケット上下
  • ライフジャケット(必須)※ボートでの釣りの場合「桜マーク」付のタイプAが必要です。

胆振管内は太平洋に面しており、暖かい南風が親潮によって冷やされるため低温で霧がかかる日が多い印象です。

防波堤からの夜釣り、ボートでの釣りは想像以上に寒いことがあります。なのでダウンまでは使わないにしても少し暖かいジャケット類は必ず用意しましょう。

しかもこのあたりは夏にかけて非常に降雨量が多いことからレインウエアのセットアップも必要となります。

特にボートでの釣りの場合は急激な気温低下、降雨が起こってもすぐに岸にたどり着くことはありませんので注意しましょう。

そして最重要なものがライフジャケットです。

2018年2月1日から国土交通省が認可した性能のライフジャケットを着用することが義務付けられました。

国土交通省HPからの引用

 

つまり、乗客が上記の桜マークの記載がないライフジャケットの使用が発覚した場合はペナルティーが罰せられます。

迷惑の無いよう注意しましょう。

道北エリア

道北エリアには日本最大の淡水魚のイトウ が多く生息するエリアです。

宗谷地方の猿払川・声間川・天塩川流域。そして朱鞠内湖と有名ポイントがたくさんありイトウ釣りも6月初旬に最盛期を迎えます。

近年では海イトウの釣果もよく聞かれアングラーが絶えないエリアとなっています。

さらに南下した旭川エリア(上川)も石狩川流域、天塩川流域に様々な支流が毛細血管のように張り巡っています。

本流での釣りはまだ水量も多く難しい状態で、メインは支流とダム湖が中心となります。

それでは、各地の気温を見ていきましょう。

稚内

 6月上旬(2019/6/1〜6/10)6月中旬(2019/6/11〜6/21)6月下旬(2019/6/22〜6/30)
平均気温13.113.313.4
最高気温20.218.718.9
最低気温9.68.49.9
旭川
 6月上旬(2019/6/1〜6/10)6月中旬(2019/6/11〜6/21)6月下旬(2019/6/22〜6/30)
平均気温16.916.513.8
最高気温2827.428.4
最低気温9.18.412.5

6月中旬の道北エリアはまだまだ春といった感じで、気温一桁代が続きますね。

例年上川地方(旭川)は5月下旬にフェーン現象の影響で一時的に真夏日が続き、6月に入り徐々に天気が崩れることがパターン化されている感じです。

稚内に関しては最低気温一桁がデフォルト化されています。

まだまだ防寒が必要な印象です。

道北の釣り場で多い、日本海・オホーツク海のサーフ

河川。最後にダムでの装備について考えてみましょう。

日本海・オホーツク海のサーフ

 

宗谷地方は遠浅サーフが特徴で淡々と広いのが特徴です。

6月の降水量は少ないのですが、内陸部のが高温で雪代の濁りが入る区間が多いです。

なので明るくなってから反応がなければ濁りが少ないポイントを車&徒歩で探っていく釣りが多くなります。

砂浜サーフが殆どなので車が砂だらけにならない装備も必要ですね。

ウェーダーは

  • 移動が多くなりやすい
  • 砂浜サーフ

ということでブーツタイプのウェーダーがオススメです。

あとは正直回遊待ち的な釣りになるのでいい場所を見つけたときに粘れるように装備は軽装の方がやはり有利だと思います。

河川

 

道北の河川に共通して、こういったボサが繁、水深がわからないほど場所を釣る場合があります。

狙いはイトウ です。

イトウ は遡上しながブッシュの際で休憩していることが多いので無闇に水中に立ち込んではいけません。

またヤナギ等の植物で覆われた地帯では踏み外してドボン!なんてことがあるので細心の注意が必要です。

蚊・ブヨも多くなってくる時期なので装備は万端にしましょう。

具体的には

  • 長袖速乾シャツ、速乾パンツ(鉄則)
  • 薄手のウインドブレイカー
  • ウェーダー(なるべくソックスタイプ)
  • 薄手のグローブ
  • ゴム底のシューズ
  • 虫除け
  • ラバーネット(柄が伸びる特大サイズ)
  • シングルバーブレス

何度もこの記事に出ている長袖速乾シャツ笑

これはもうそろそろ割愛させていただきますが、朝晩はまだ冷え込む6月。

ウインドブレーカーのみでは少し寒いですが、貴重なイトウを釣るためには我慢が必要です。

イトウがついている場所は大体決まっているようで初めての釣り場の場合は足で稼ぐ釣りになってきます。

厚手のジャケットなどを着ると藪漕ぎが難儀で、あっという間に汗だくに…。

しかも、その汗や体温に引き付けられるように蚊やブヨが寄り付くという..

地獄です( ;∀;)

なのでかなりコンパクトに軽い装備にし、虫除けは必ず携帯しましょう。

あとは、ゴム底のシューズ(重要)

ソックスタイプのウェーダーに合わせるのはゴム底のシューズは重要になります。

なかでもビブラム社が作るビブラムソール濡れた地面でも強いグリップ力を維持できるように開発されていますので、グリップ力は最強ですね。

フェルトタイプのウェーディングシューズだと泥炭質の川底。

植物が生茂る川辺に適していません。

理由としては

  • フェルトの目に泥が詰まりグリップ力が無くなる
  • 水を吸うので重くなる

ですね。

足で稼ぐ釣りにはやはりゴム底の靴が最強ですね!

  • ラバーネット(柄が伸びる特大サイズ)
  • シングルバーブレス

ここは次の記事で記載させていただきます。

ダム湖

道北に日本最大の人造湖“朱鞠内湖”。

天塩川の最上流部の“ポンテシオダム”。

旭岳の麓に“忠別ダム”。

大小様々なダム湖があります。

この時期はダムのインレットは水量次第で特大サイズのトラウトが狙えることが出来ますね。

朱鞠内湖に関しては解氷が始まる5月〜最盛期の6月中旬までがハイシーズンです。

それでは装備を確認していきましょう。

  • 長袖シャツ
  • フリース
  • ジャケット
  • ウェーダー
  • ゴム底のシューズ
  • ラバーネット(柄が長い特大サイズ)
  • シングルバーブレス

こんなところでしょう。

ダム湖ということで他と違いそこまで立ち込む釣りをしません。

理由はいい時間に魚は岸寄していることが非常に多くなっているということです。

無闇にウェーディングすることは魚を散らす原因にもなり、さらには急にドン深になっているところが多いのでオススメ致しません。

ジャケットは大きなルアー・フライケースを収納できるタイプのものをセレクトしましょう。

シューズも泥まみれになることを考慮してフェルトタイプはお勧めしません。

また、朱鞠内湖では遊漁規則・遊漁料があります。

自動販売機の「つりけんくん」にて24時間購入可能です。朱鞠内湖HP

朱鞠内湖漁協は未来にイトウを残すため、ルールを決めています。

フックはシングルバーブレスを使用してください。柔らかく大きなネットにランディングして、絶対に岸に上げないようにしましょう。

良い釣り場を残していくためにご協力お願いします。

 

最後までお読みいただきありがとうございます。

参考になりましたか?

2019年6月は平年よりもかなり暖かい年でした。

今後、過去3年間のデータを使いさらに細かい分析をしていきます。

次にこのページをご覧いただく際はさらにパワーアップしていると思います。

是非ご期待ください。

 Photo

Kohei Osakabe

           Daisuke Saito

Model

Masataka Tamayama

   Daisuke Saito

 

刑部広平

刑部広平

1987年11月6日生まれ 北海道当別町出身
調理師、アウトドアアパレルメーカ Patagonia札幌北ストアを経て2019春に島牧村へ移住
趣味のFlyfishingを楽しみスローな暮らしを目指している

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刑部広平

刑部広平

1987年11月6日生まれ 北海道当別町出身
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