江戸期鳥追いの様子
江戸期鳥追いの様子

益鳥 害鳥 天然記念物

益鳥 害鳥 天然記念物
田にとり 虫を食べてくれる蛙は味方…
 それを食べるサギは害鳥かな〜

各地に 鳥追い歌 が残っているそうです
その一つに
 『オラが いっちにぐいとりは ドウ と サンギ と コスズメ…』
どうやら サンギ、 さぎは 憎まれていたようですね。大きな爪で苗を踏み込んでしまうし
では この歌に出て来るドウ とは 何でしょう?
クイズの得意な方はお気づきでしょう
朱鷺の事だそうです
朱鷺
北海道にも棲息していたほど ありふれていたそうですが
明治期 羽の色が美しい、 羽毛輸出用にと人気が出て激減し 農薬がとどめを刺したよう
慌てて保護しようとなったけど 間に合わなかった。
人間の その場、その瞬間の都合で 益、害、希少と騒がれているのですね。
江戸期鳥追いは 鳴子が工夫され 田に張り巡らし 年寄が 草鞋を作りながら番兵している様子が描かれています
こういう時 鳥追い歌が口ずさまれたのでしょう
現在の人間は圧倒的な力を持ちすぎて ゴウマンが進んでいますね
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波多野信夫

島牧農業振興会 代表 1948年旭川生まれ。高校は林業科。海上自衛隊除隊後、北海道渡島半島に職を求め黒松内の森林組合に勤務。後に退職し現在は海、山、自給要件の揃っている島牧村へ移住して約30年になる。(引用:BIASTRA.jp)
島牧農業振興会 代表 1948年旭川生まれ。高校は林業科。海上自衛隊除隊後、北海道渡島半島に職を求め黒松内の森林組合に勤務。後に退職し現在は海、山、自給要件の揃っている島牧村へ移住して約30年になる。(引用:BIASTRA.jp)
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