益鳥 害鳥 天然記念物
田にとり 虫を食べてくれる蛙は味方…
それを食べるサギは害鳥かな〜
各地に 鳥追い歌 が残っているそうです
その一つに
『オラが いっちにぐいとりは ドウ と サンギ と コスズメ…』
どうやら サンギ、 さぎは 憎まれていたようですね。大きな爪で苗を踏み込んでしまうし
では この歌に出て来るドウ とは 何でしょう?
クイズの得意な方はお気づきでしょう
朱鷺の事だそうです
北海道にも棲息していたほど ありふれていたそうですが
明治期 羽の色が美しい、 羽毛輸出用にと人気が出て激減し 農薬がとどめを刺したよう
慌てて保護しようとなったけど 間に合わなかった。
人間の その場、その瞬間の都合で 益、害、希少と騒がれているのですね。
江戸期鳥追いは 鳴子が工夫され 田に張り巡らし 年寄が 草鞋を作りながら番兵している様子が描かれています
こういう時 鳥追い歌が口ずさまれたのでしょう
現在の人間は圧倒的な力を持ちすぎて ゴウマンが進んでいますね