本能という環境セッティング

着々と
冬支度
種をとる
的なことが
ちょっとしたトレンドになる
昨今
現代社会の
大きな歪み
の原因の下地となる
手段の目的化

農に関する様々に
特に
強く感じる
今日この頃
種のパターンだと
目的とするのは
種という
DNA情報を繋いで行く
ことの、合理性
にある
つまり
とる
と言うのは
過程でしかない

取り分け
自然農が
何もしない
と言う
行為
と解釈してる人が
多い
のだが
その
何もしない
となる
完成形に対する理解

著しく乏しい
みたいな
論調を
たまにするのだが
決して、
ケミカルの農家さんが
イデオロギーの沼に嵌まってる
とか
オーガニックだの言ってる農家が
形にしか囚われない
みたいなことを
言いたいわけではなく
ただ
理解することが面白い
だけなんですが
別にそれを
共有しなければ
なんて大層な道義も
無いわけで
自然農の話しを
踏まえて
もう少し掘り下げるなら
生命体は
本能にしか従っていない
と言うことであり
科学信奉者ではないが
最新の解釈では
自由意志
というものは
現代社会の最大のペテンである
なんて言う派閥もある
その辺は
少し置いといたとして
人類で言うと
本能をアップデートするには
少なくても10万年は掛かる
とのこと
即ち
西洋民族 対 東洋民族
でパターン化されがちな
狩猟民族 対 農耕民族
なんてのも
同じくペテンとなる
と言うか
この手の分類は
限りなく主観が入る為
統計データは言えない
のでは
その
本能という
環境セッティングに争う
ことの非合理性
が自然農とかオーガニックとか
言われるものの
根幹となる
美味しいとか、あれとか
価値なんてものは
時代、地域、個体スペック
それぞれが混ざり合う
相対的感想でしかない
言い換えると
民族的に
社会的に
伝統的に
文化的に
その他、
どれに置いても
オーガニックが良い
なんて
ことにはならず
ケミカル云々に対しても
それは同じ意味を成す
ここで
疑問を持つ人も
少なくはない
と思うが
本能というものが
個体にあるのか
社会集合体に起因するものなのか
それは
本能という
個体存続のレギュレーションが
農業革命以降
集団の維持
に同調してきている為
本能の欠落
と考える人は
もう少し
セッカチを見直すのも
良いと思う
シゼントトモニイキルコト
2022シーズンも
多くの方々
ではないのかもしれないが
イデオロギーの探求
に対して
大いに
例年通り
面白いものとなった
ことを
何よりも
幸せと理解する

 

菊芋の良き季節
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ニンニクの芽吹く小春日和の立冬
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ソガイハルミツ

シゼントトモニイキルコト 1973年北海道瀬棚郡今金町神丘生まれ:ソガイ農園5代目、シゼントトモニイキルコト ユニットメンバーでありトマトソムリエ。高校卒業後、システムエンジニアを目指し大学進学のため札幌へ。大学在学中にスノーボードを始めたことがきっかけでプロスノーボーダーの道へ。国内外問わず年間約300日間を雪山で過ごす生活を経験。農を行うにあたり合理性を追求した結果、自然栽培・不耕起栽培のスタイルに行き着く。多趣味、多才な素顔でまさに北海道のコンテンポラリーファーマーのカリスマである。(引用:BIASTRA.jp)
シゼントトモニイキルコト 1973年北海道瀬棚郡今金町神丘生まれ:ソガイ農園5代目、シゼントトモニイキルコト ユニットメンバーでありトマトソムリエ。高校卒業後、システムエンジニアを目指し大学進学のため札幌へ。大学在学中にスノーボードを始めたことがきっかけでプロスノーボーダーの道へ。国内外問わず年間約300日間を雪山で過ごす生活を経験。農を行うにあたり合理性を追求した結果、自然栽培・不耕起栽培のスタイルに行き着く。多趣味、多才な素顔でまさに北海道のコンテンポラリーファーマーのカリスマである。(引用:BIASTRA.jp)
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