大雪
の名の通り
雪の多く
冷え込みの強い
12月前半
野菜も凍れ上がり
シゼトモの野菜達は
根菜類を残すばかり
自然農の野菜は腐らない
とは
言うものの
有機農業だとか
オーガニックだとか
ラベリングや
カテゴライズすることで
ある一定の
認識の広がりはある
一方で、
往々にして
その理解は
浅く
空虚なものに
なりがちだろう
ケミカルだろうが
オーガニックだろうが
凍れ上がることで
水分が膨張し
細胞壁が破壊され
グチャッとなるのは
同じである
植物も動物も
体内の多くの割合が水分である
と言うのは
同じで
だからこそ
水のスペックを上げることに
多くの生産者
は着目する
ことになるが
これは
現代の資本主義社会の
良くも悪くも
大きな影響であろう
インプット至上主義
とも言うのか
量であったり
質であったり
取り込むことに執着される
では
その反面となる状態とは
如何なるものか
東洋的思想である
陰陽のイメージが
一番近い対象となる
循環が重要
みたいなことは
多くの人が言いがち
だが
この時点でも
インプットに軸足がある
つまり
アウトプットの滞り
に焦点が
あまりにも当たっていない
腐る野菜
に話しを戻すと
水分のあるものだけが腐る
という状態となる
水が腐るのは
その流動的運動が止まる
ことから起きる
即ち
有機物組織内で
水分が滞る
ことで
野菜や、その他が腐る
水分が滞るのは
細胞組織の配列が
乱れていることで起きる
その組織配列の乱れ
と言うものは
成長段階での
内部的なストレス
から生まれるもので
その要因は
ケミカルでも有機でも
適正成長に対して
過度な影響を与えるもの
であったり
ざっくり言うと
農薬、除草剤に
種の化学的変化
等も
それら内部ストレス
と言えよう
まぁ〜
相変わらず
長い話しにはなるが
一重に
オーガニックは腐らない
って話しは
乱暴であり
内部ストレスが
なんらかの形であれば
腐る
という細胞組織配列の乱雑さ
に繋がる
甘いだとか
味が濃いだとか
何とか液使ってるとか
の類いは
オーガニックと言ってたとしても
後者の腐る野菜
に近いことは
理解できるであろう
が、
いつも言うことであるが
別に
これが良いとか悪いとか
そんな話しでは一切無い
と言うのも
これらの話しと同様で
主語や主体が何か
と
言う論点でもある
価値とは
相対的な関係性
が大前提である
が
多くの人が
ここを見落としがち
と言えるであろう
その事象の
因果関係と相関関係
問題となる
主体と客体と述体
テーゼとアンチテーゼと
ジンテーゼ
全てを
限りなく分解し
且つ、
それらをマクロに捉える
スペシャリストとジェネラリスト
みたいな構図で
問題提起する人も居るが
それも
社会構造というものを
アウトプットに軸足を置いた
組織配列として捉えると
問題そのものが
分からなくなることも
少なくはないだろう
植物の死
から、みえる
シゼトモ的考察