近年では地方創生が謳われ、老若男女問わず多数の移住希望者が潜在的に存在すると思われます。

「子育て世代」「老後の隠居」「憧れの田舎暮らし」

など都会の喧騒や人間関係に疲れ果て流れ着いた人を多数知っている私が

ちょっとおしゃれな町当別について詳しく執筆してみました。

是非最後までご覧いただければと思います。

① 札幌市中心部から40分のベッドタウン

北海道唯一の200万人地方都市の札幌市。ここから北東に電車・マイカーで約40分。

当別町（とうべつちょう）は、北海道の中央部に位置する町で、札幌市の南東約30キロメートルに位置しています。面積は約255平方キロメートルで、人口は約15,000人（2023年時点）

その歴史は古く、1872年（明治4年）仙台藩の伊達邦直公が中心に開拓した札幌市のベットタウンとも言える町。

人口は約1万5000人と他自治体と同様に過疎がゆっくりと進む町でもある。

また、当別町の地理は大きく分けて二つのエリアに分けられている。

• JRあいの里公園駅（札幌市）と太美駅間の新興駅【JRロイズタウン駅】
• 西部に位置する太美（ふとみ）地区【JR太美駅】
• 東部に位置する当別地区　　　　　【JR当別駅】

太美地区

札幌市からより近く、JR札幌駅までのアクセスは約30分ほど、石狩川に架かる「石狩大橋」を渡れば、そこは既に札幌市北区に位置する。

大衆浴場の「ふとみ名泉」やハワイに支店も構える「なかむら」は根強いファンが多く、名物「テールラーメン」はすぐに品切れになるほど。一度食してみる価値は高い逸品だ。

当別地区

当別町の中心部。大きなスーパーが2箇所、ドラックストアーも2箇所、その他コンビニや飲食店も多数存在する。

行列のできる「樺戸製麺」のうどんは土日の数時間待ちは当たり前の逸品。オーナー自らうどんの国香川県で修行をした本格派だ。

ロイズタウン駅

② 北欧の街並みを再現した田舎暮らし・スウェーデンヒルズが魅力

北欧スウェーデンのレクサンド市と姉妹都市で、北欧建家屋が並ぶ「スウェーデン・ヒルズ」はその清閑な佇まいから見学客などの足が絶えない、ある種の観光の一部になっている。

ここでは、毎年6月には夏至始際が開催され、スウェーデンの伝統文化も取り入れた一風珍しい季節の風物詩にもなっていて、スウェーデンの伝統文化を異国日本で再現。

さらにこだわりは徹底的で電線は北欧式で地下に埋められたタイプのものを使っており、その景観は抜群！

小高い丘にある住宅街から見渡す石狩平野も格別だ。

スウェーデンヒルズへのアクセスはJR石狩太美駅から車で約10分、

徒歩だと約1時間ほどかかるのでマイカーは必須。

③ 子育てに最適！身近にある自然環境

道民の森

北海道最大の公園「道民の森」は一番川地区、月形地区、青山ダム地区（現在休業中）、神尻地区とあり、キャンプやアスレチック遊び、釣りや散策、陶芸までも楽しめる。

道民の森ホームページ

阿蘇公園・白樺公園

当別町の中心部にある「阿蘇公園」「白樺公園」は広さも十分！

露店が多数出店するお祭りや、スウェーデンヒルズ同様の夏至祭などのイベント事も行われる。

あいあい公園・遊遊公園

太美地区にあるこれらの公園は新しく、カラフルな複数遊具が充実している。

「あいあい公園」は大きな噴水があり、夏期の水遊びに最適だ。

当別町ホームページより「主要公園一覧」

④ 新鮮な農産物が安くて美味しい『道の駅　北欧の風とうべつ』で地産地消

札幌都心からいちばん近い道の駅として2017年9月にOpenした北欧の風とうべつは、スウェーデンヒルズ同様、北欧風の建物で、直売所、ショップ、レストランなど施設が充実しているのも特徴。

野菜直売所

旬の野菜や生花、お米など多数の品揃えを誇る「はなポッケ道の駅店」

とうもろこしやアスパラガスなど鮮度が落ちやすい野菜もここなら新鮮なうちに安価で購入できるのも嬉しい。

レストラン・テイクアウト

札幌に本店を構える本格イタリアン「テルツィーナ」が道の駅に出店！

当別町の旬の食材を使った料理は絶品。

おすすめは名物焼きリゾット。

営業時間・アクセス

北欧の風 道の駅とうべつ

⑤ 裏を返せば楽しさ満点！日本有数の豪雪地帯

北海道でも有数の豪雪地帯の当別町。だだっ広い石狩平野に吹き荒れる風が地吹雪を生み、雪かきは日常茶飯事。

この雪と付き合わなければ正直、当別町には暮らせないでしょう。

しかし、裏を返せばこの豪雪地帯を満喫する方法がいくつかありますので紹介します。

• スキー場で遊ぶ
• 雪まつりなどのイベント
• 氷上のワカサギ釣りが出来る

以上は当別町、または近郊で楽しめるアクティビティです。

1. 石狩平原スキー場
2. 当別あその雪広場
3. 茨戸川公園、新篠津村

詳しくはリンクを貼りましたのでご参照を！

スキー場なんかはローカルで値段も安く、いい感じのパウダーが降ったその日にすぐトライできるのも◉コースも2種類あり、ビギナー・子供でも楽しめる。

また、スウェーデンヒルズでもイベントを定期的に行っているのでデートで訪れてみるのも良い。

⑥ 移住者への受入れスキルが高い自治体

当別町は札幌市のベットタウンだけあり、移住希望者に優しい。

地方の自治体ほど、移住希望者に慣れておらず、とてもよそ者感というか、アウェー感を感じてしまうのも事実。

その分当別町は、移住者に寛容だ。

その一つに「お試し暮らし」と言う制度もある。

「お試し暮らし」とは…。

• 手ぶらで一定期間滞在できる住宅がある。
• マンション、戸建てタイプの選択も可。
• 「とうべつ菜園テラス」と言う、家庭菜園も可能なファミリー向けの住宅もある。

1. 「お試し暮らし」の概要
2. 「とうべつ菜園テラス」の概要

移住者・移住検討者にとっていろいろな選択肢があるのは嬉しいところ。

特にファミリーの子育て世代にとっては、札幌市通勤圏内に自然たっぷりの住居があることは、都市部とは違った日常がおくれるのが魅力的だ。

興味があれば是非おためしあれ！

最後に…

ここまでの長文をお読み下さり、ありがとうございます。

地方創生が進む今、移住検討をされている方の参考になれば幸いです。

もし、他に知りたい、相談したいと言った内容があれば是非SHIMABLO編集部へご連絡ください。

もしかしたら移住に関する有益な情報をお伝えできるかもしれません！

以上、 最後までお読みいただき、ありがとうございました。