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Toggleみなさんこんにちは。
みなさんは島牧村という自治体はご存知でしょうか?
島牧村は都会の喧騒から離れ、自然の中でゆっくり過ごすことができる場所です。
観光客には海水浴や温泉、美しい夕日や星空が楽しめる場所があります。
また、釣りのメッカとされアウトドア好きにはたまらないアクティビティも豊富に楽しむことができます。
そんな島牧村を徹底解説したいと思います。
是非最後までご覧ください!
島牧村の歴史
北海道島牧村は、日本の北海道南西部に位置する開拓時代から続く歴史を持つ村です。
開拓使が北海道南部の開拓を進めるために選んだ地域の一つで、1891年(明治24年)に開拓が始まりました。島牧村は当時、漁業が盛んで日本海側から漁民が訪れるなど交流があった地域でした。
開拓使は、農業や牧畜などの産業を育成するため開拓団を派遣しました。
彼らが多数派遣されたり農地や牧場が開墾されたりして、開拓が進められ
急速発展した島牧村は、現在でも漁業が盛んな地域として知られています。
壮大で美しい自然環境に囲まれた村で、四季折々の自然、温泉、食文化、アウトドアなどが観光地として多くの人々を魅了しています。
何よりも山と海に挟まれた豊かな自然環境にある魅力的な場所です。
島牧村の漁業の歴史
北海道島牧村は、古くから漁業が行われてきた町です。
明治時代には、日本海側の豊かな漁場を活用して、アワビやニシンなどが獲れていました。
しかし、第二次世界大戦後には、島牧村の漁業は急速に発展。
周囲の豊かな漁場を活用して、サケ、マス、ウニ、タラなどが獲れるようになりました。
この発展に伴い、水産加工業も発展し特に、サケやマスの養殖が盛んになりました。
現在、島牧沖は後志管内でも豊富な水揚げ量を誇る漁場となっています。
海岸線に斜面が立ち塞がり外海に面しており水深が深く海底が砂利や岩礁でできていることもあって、特徴的な水産物が獲れることでも知られています。
例えばモッタのホッケやアワビなどが獲れ、特に小女子は北海道内外から多くの観光客を集める人気の食材となっています。
島牧村の漁業は、地元の漁業者が中心となって行われており
漁港には、地元の水産加工業者や市場も集まり道の駅『よってけ!島牧!』では漁獲物の加工や販売が行われています。
島牧村の農業の歴史
島牧村の農業の歴史は、開拓時代から始まります。
明治時代になると北海道が開拓されることになり島牧村でも農業が盛んになりました。
村内には島牧村営農場が設置され、肥沃な土地を利用して畑作が行われ、主にジャガイモや大豆、米、トウモロコシなどが栽培されました。畜産業も発展し、肉牛の飼育生産が行われました。
島牧村の内陸部には肥沃な平野が広がっています。
農地の多くは、千走川・泊川・大平川周辺の扇状地・平野に集中しており、さまざまな作物が栽培されています。
特に、野菜や果物などが盛んに栽培され、北海道内外から人々が訪れる農産物直売イベントなど行われております。
島牧村の観光について
北海道島牧村は、自然の豊かさを活かした観光地として人気があります。
以下に、主な観光スポットをいくつか挙げてみます。
賀老の滝
賀老の滝は、滝壺の周囲に規則的な六角形の柱状節理が見られることで有名です。
この柱状節理は、滝付近の玄武岩が冷え固まった際に、地中の圧力などによって生じたもので独特な美しさがあります。
賀老の滝は日本の滝100選にも選ばれるほどの滝です。
その規模は高さ70メートル幅35メートルの大瀑布であり周囲は豊かな緑に覆われています。
夏場には多くの観光客で賑わい滝の上流には美しい渓谷が広がっており、トレッキングコース(2023年現在は通行止め)としても人気があります。
賀老高原
賀老高原は、周囲に自然が豊かなブナの原生林が広がっており四季折々の美しい自然を楽しむことができます。
特に秋は、周囲の森林が紅葉し美しい景色を見ることができます。
また、賀老高原周辺には、ハイキングやトレッキングなどのアウトドアスポーツを楽しめる場所もあります。
江ノ島海岸
江ノ島海岸は、日本海に面している島牧村の海岸線のひとつで約4kmにわたって続いています。
岩礁が多くその間には砂利浜が広がっており波の音とともに自然の美しさを楽しむことができます。
江ノ島海岸の特徴のひとつは、周辺に広がる扇状地から流れ込む清らかな水が海岸に流れ出していることです。
海岸の近くには淡海水魚も生息しており、その様子を観察することもできます。
特に、夏場には多くの人が海水浴や釣り、BBQなどを楽しむため訪れます。
島牧村江ノ島海岸のサクラマス・アメマス釣り
サクラマス釣り・生活史などの基本的な情報が掲載されています。釣りポイントやタックルなどの紹介や、釣果情報などが閲覧できます。
島牧村のサクラマス釣りについての情報が掲載されています。さらに、釣り以外の観光情報も掲載されているため、合わせて参考にするとよいでしょう。
狩場山
道南最高峰としてそびえ立つ狩場山は、標高1,519.9mの山で日本百名山に選定されています。
山頂からは、北海道の大自然を一望することができ、特に夏季には多くの登山客で賑わいます。
山頂へのルートはいくつかありますが島牧村側からのルートは比較的アクセスが良く山道も整備されています。
山口からは、約5〜6時間で山頂に到達できます。途中は雄大な自然や美しい景色を楽しみながら登ることができます。
狩場山周辺には、日帰り温泉やキャンプ場、釣り場などがあり自然を満喫することができます。
特に、紅葉の季節には、周辺の森林が色づいて美しく多くの観光客が訪れます。
狩場山のバックカントリースキー
ニセコエリアに比べて人気はあまりありませんが、雪質が良く積雪量も多いため滑りごたえのあるコースとなっています。
狩場山のバックカントリースキーは、自然の中を滑り降りるため事前の情報収集や装備、技術などが必要です。
特に、雪崩の危険があるため安全対策が必要ですので十分な知識や経験のない人は、専門のガイドやインストラクターと一緒に行動することをおすすめします。
狩場山のバックカントリースキーは、自然が豊かな北海道の魅力を感じることができます。
自然に配慮した滑り方やマナーを守り、事故やトラブルのないように楽しむことが大切です。
北海道島牧村の野生動物
2022/9/22 千走川にて
2022/6/25 千走川水系にて。無班オショロコマの水中撮影。
散策路に姿を現したニホンカナヘビ
北海道札幌市から島牧村までの主要ルート
札幌から島牧村への一般的なルートは以下の通りです。
- 車での場合
- 札幌市内から札樽自動車道に入り、余市ICで降りる。
- 岩内方面へ進む。
- 共和町から国道229号線を南下
総距離172.5km 所要時間 約3時間強
- 公共交通機関を利用する場合
- 札幌市内からJR特急北斗に乗りJR長万部駅へ。
- JR函館本線・小樽行でJR黒松内駅で降車。
- 徒歩にてニセコバス・黒松内線(寿都ターミナル–黒松内駅)に乗車。
- 寿都ターミナルから島牧村栄浜行きに乗車
なお、時間帯や交通状況によっては所要時間が変わることがありますので、事前に交通情報などを確認することをおすすめします。
島牧村の関連動画
2018年村議会と猟友会の間で揺れた「熊と民主主義」
島牧村公式WEBサイト
北海道に位置する島牧村役場 公式ウェブサイトです。
このサイトでは、村の歴史、地理、文化、観光情報などが提供されています。
また、村役場の業務案内、イベント情報、防災情報、福祉情報などの村民向け情報も掲載されています。
島牧村は海産物や農産物などの豊富な食材、キャンプ場、温泉などの観光スポットもあります。
村では、これらの魅力を生かした観光振興や地域活性化に取り組んでいます。
島牧村のウェブサイトは、情報の充実度が高く使いやすさにも配慮されています。
村民の方はもちろん、観光客やビジネスマンにも役立つ情報が多数掲載されているため、ぜひ訪問してみてください。
最後までお読みいただきありがとうございました。