皆さんはじめまして
縁あって「しまブロ」のライターに加わりました札幌在住の斉藤と申します
これから自分なりの視点で島牧の魅力を発信出来たらと思います
よろしくお願いします
世にも奇妙なカタツムリ?
カタツムリなんてその辺でよく見るし別に珍しくない
そう思う人は多いでしょう
しかし島牧にはとっても不思議な殻を持つカタツムリが居るんです
その名もカドバリヒメマイマイ
このカタツムリは日高のアポイ岳付近と島牧の大平山にしか生息していません
北海道でも沢山の種類のカタツムリが生息していますが、その中でもカドバリヒメマイマイは断トツで珍妙な姿をしている珍しいカタツムリなんです
大平山はどんなところ?
今回は割愛しますがオオヒラユキソウを始めとする貴重な高山植物も生息する山です
登山道入り口まではGoogleマップで検索すれば出て来ますよ
山頂までは4時間くらい掛かるそうで、僕が途中まで登った感じでも決して初心者向きの山では無いと思いました
登山道も分かりづらく、ある程度山歩きに慣れた人じゃないと厳しいでしょう
もちろんヒグマも生息しています!
訪れる際には登山装備の他にも最低限のヒグマ対策としてクマ鈴は用意しましょう
出来るだけ複数人での行動をお勧めします!
いざ捜索!
植物が鬱蒼と生い茂っていて登山道が分かりづらいです
植物の影や倒木の下等、探しながら急な勾配を登って行きますがお目当てのカドバリヒメマイマイの姿は見られません
「山頂まで4時間くらいか…」なんて考えてたら途中で諦めて引き返そうかなとも思いました 笑
しかし30〜40分くらい登ったところで…
居た!
これこれ!間違いない!えぇ?こんな低いところにも居るんだ!?
1人で興奮状態でした 笑
息を切らせながら夢中でシャッターを切り、周囲を探索すると
めちゃくちゃ沢山居る 笑
いつも生き物を探してると最初の一匹がなかなか見つからないのですがそれ以降は簡単に見つかる不思議な現象が起きます
どうですか?この不思議な殻の形状
なぜ限られた地域だけでヒメマイマイの殻がこんなに偏平な形になったんでしょう?
確かこんなキャンディがあったような気がします 笑
島牧村に来た際には滝を見たり温泉に入ったりも良いですが、是非この奇妙なカタツムリにも会いに行ってみて下さい
あ、探索の際には貴重な植物を踏み荒さないように登山道から逸れないようにお願いしますね
普通に登山道を登っていけばカドバリヒメマイマイに出会えますので
ちなみに島牧村にはもう一種珍しいカタツムリが居るそうなのでそのうち会いに行きたいなと思っています