元花屋がレクチャー・野草の扱い方

今月のテーマはどこの家庭にも植わっているシュウメイギク
シュウメイギク

『シュウメイギクをシュウメイギクに見せない』をテーマに、艶やかに咲いているキクをバラの花束のようにまとめます。
シュウメイギクシュウメイギクとキク、ニンジンの葉、この板状のおもしろい植物はアブラナ科の植物・ルナリアの種のさや。
このさやが月のようなので、「ルナリア」という名前なんだそうです。

毎月、材料の花はホンマにそこいらからの調達で、つまり野草を摘んでるわけです。花屋の切り花と違い、野草はどんなものか?

・水が下がりやすい
売られている花より水が下がりやすい=しおれやすいのが、野草の特徴。水は調整しやすい器が一番。

・日当たり
日当たりはよくても大丈夫。もとは外に咲いている花なので、水が腐らないように注意すればOK。

・土と水の違い
土に植わっているものを水に挿すこと=水分率が変わる=足元の硬さが変わる。環境が変わるのは植物にとってもそれなりのストレスなので、慎重に・・・

・花の命は短い

野草は3,4日でダメになってしまいます。うまい人でも7日ほど。

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中小田美希

1985年生まれ、神奈川県出身、小樽市民。 ブナの木とコケ、宇宙をこよなく愛するピンク頭。綺麗な森があれば綺麗な海や産物がある自然の循環に勝るものなし。 島牧村、軽井沢町共に在住経験アリ
1985年生まれ、神奈川県出身、小樽市民。 ブナの木とコケ、宇宙をこよなく愛するピンク頭。綺麗な森があれば綺麗な海や産物がある自然の循環に勝るものなし。 島牧村、軽井沢町共に在住経験アリ
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