SDGs
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【SDGs】個人でも取り組もう!

こんにちは刑部です。

いきなりですがSDGs(エスディージーズ)って知っていますか?

ぶっちゃけなにそれ?うまいの?って感じですが…。

今後の我々人類の暮らす地球環境、人権問題を真剣に考え、行動するための指針となることだと言えます。

そもそも、僕自身がSDGsの存在を知ったのは2017のこと。

実は最近のことなんです笑

僕は今年の春まで、patagonia日本支社の札幌北ストアで勤務をしていまして、仕事の一環として札幌市の講師の方とスタッフとでSDGsの講習、ディスカッションをしたのが始まりでした。

地球環境、人権への問題を浮き彫りにし、取り組むことが素晴らしいのは勿論ですが、実はごくごく当たり前のことを取り組むってことなんですよね。

しかし、取り組むにあたり難しさがたくさんあったのでここで記事にしたいと思います。

そもそもSDGsってなんだ?

SDGs

2015年に国際連合にて採択された17の持続可能な開発目標

2015年9月25日の総会決議により国連加盟国によって採択されたSDGs(Sustainable Development Goles)の意味はそれぞれの英単語に頭文字からとったことがわかります。

英語だとよくわからないと思いますが、、、

  • Sustainable ・・・ 持続可能な
  • Development ・・・    開発
  • Gole    ・・・ 目標

という意味になります。

つまりそのまんま日本語にしたわけですね♪( ´θ`)ノ

なぜそのような目標を?

では、何故そのような目標が必要なのか?

まぁ、国連が定めたことなので非常に重要なことなのですが、、、

一言で言えば

このまま世界が今のスピードで進めば地球、人類がヤバいことになるから

の一言ですね笑

世界人口はこのままいけば2100年には約109億人になると予測がされている。 一方では、世界人口は80億人で頭打ちになるという予測も存在する。みたいです。

人間が増えれば増えるほど環境に与えるダメージが大きくなりますよね?

だって、農作物を作るための土壌を確保するため森林を切り開き、安全な飲み水を確保するため水源を世界のみんなで共有することになるんですから( ´∀`)

つまり、いよいよ人類が生き延びるための取り組みをまじで始めないといけないということですね!

このまま世界が今のスピードで進めば、『北斗の拳』のような世紀末がいずれ訪れると想像します。

誰がやるの?

誰がやるの?って質問は愚問かもしれません。

生き残りたい人たちがやるしかないんじゃないんでしょうか?

勿論、国単位、企業、自治体、そして、個人で目標を定め一つ一つ来たる2030年までにやらなければいけないということです!

つまり、この記事を読むあなたも生き残りたいのであれば今すぐ取り組むべきです。

僕は自分の子供の未来のために考えて行動しています。

2030年がデッドライン

国連からの警告

上記の『なぜそのような目標を?』でも、書きましたが、このままのスピードで地球の資源を消費し続けた場合にこの星は大変なことになるでしょう。

2019年5月24日に放送されたやりすぎ都市伝説にて、Mr.都市伝説の関暁夫さんがSDGsに関する都市伝説を紹介していました。

“13”の数字がキリストを裏切った13番目の弟子“ユダ”の悪魔の数字だとか、万物を見通す“プロビデンスの目”だとか言われていますが..。

実際に世界人口は増加の道を辿り、2015年に採択された『パリ協定』では、全196もの国々がCO2や温室効果ガスを削減する、つまり、温暖化を止める取り組みをすると制定されました。

そのように世界各国で様々な気候変動に目を向け、警鐘をならしているのも事実です。

エネルギーも決して無限ではないため、誰一人取り残さない時代を創るため今を生きる我々が2030年をデッドラインに現実的にこの“13番目”の目標にフォーカスして暮らしていくことが大切になります。

奪い合いの社会になるのか?

“エネルギーは無限ではない”というのは前述でも述べたが、地球上の水や食糧も勿論無限ではない。

有限の物の一つに『水』がある。

僕らの住む日本では『飲料水』に関しては大変恵まれている環境で、どこの家でも水道の蛇口をひねればいつでも安全な水を飲むことが出来る。

しかし、世界に目を向ければ決して日本のように安全な水を飲めるわけではないのが事実だ。

6番目の目標の『安全な水とトイレを世界中に』世界の水事情もかなり深刻で、国土交通省の調べでは世界人口60億人のうち

  • 12億人が安全な飲料水を得ることができない。
  • 24億人が下水道等の衛生施設を持っていない

     

  • 年間約200万人の子供が水に由来する病気で死亡している。

この事実はアフリカ大陸の国々を中心におこっている。

更に、2050年には世界人口の40%にもあたる”39億人”が深刻な水不足になると言われていて、本格的な『水源争奪戦争』などの問題も懸念されている。

消費が変われば企業が変わる

僕ら消費者が普段買い物をする時に気をつけていることって何でしょうか?

食品であれば値段や生産地、衣服であればブランドやデザイン、家電製品であれば利便性や性能などいろいろな要素がありますね。

12番目の目標に『つくる責任、つかう責任』という目標があります。

生産と消費の関係になりますね。

例えば、チョコレートを作るためのカカオマス農園。

チョコレートの原料となるカカオマスの生産地は主に、西アフリカにあるガーナ共和国とコートジボワール。

そのカカオマス農園で働く人達の平均日給は約60ペンス(約86円)で日本ではまだ義務教育を受ける年齢の子供たちが半数をしめるという。

これはチョコレートだけではなく、衣類を作る工場。更にその繊維になるコットン農場など『奴隷制度』に似た人的搾取が行われているのも事実だ。

そこでヨーロッパ諸国で起きた運動が『公正取引』フェアトレードとも呼ばれていますね。

これは立場の弱い途上国の生産者や労働者の生活改善と自立を目指す運動のことです。

フェアトレードJAPAN HP

僕の周りでも『このコーヒーはフェアトレードじゃないから買わない』などの不買運動も起きています。

また、かつてはファストファッションの代名詞であった『ユニクロ』も“CSR(企業の社会的責任)”と題して全商品のリサイクル活動をおこなわれていたりします。

これは、「倫理的消費者運動」といった消費者が“気持ちの良い買い物”

つまり、製造過程で人的搾取や環境破壊を行われていない製品に需要の増大がおきているという証である。

企業が生き残るには消費者心理を読み、積極的にSDGsの17の目標に取り組んできている。

時代は21世紀型の消費に移り変わりつつあるのです。

持続可能な世界へ

意識を変えるときが来た

世界は20世紀に高度な成長をしました。

例えば、コンピューターの個人への一般普及。

それに伴い、インターネットが当たり前に利用でき、消費、ビジネス、コミュニケーションにいたるまでなんでもできる時代になりました。

しかし、消費が世界のどこにいても簡単にできることにより無駄遣い(つまり、贅沢)大量生産、誤った情報発信、情報の取得などの弊害によりゴミが大量に増え、それによる海洋汚染(マイクロプラスチックなど)、大気汚染、人的搾取など社会問題にまで発展する事象がリアルタイムでおこっているのが現状です。

つまり、“いまの社会は持続可能ではない!”ということで、本気で持続可能な社会へシフトチェンジしないといけないということですね。

21世紀型にそれぞれが本気で考え行動していかないといけないですね( ̄▽ ̄)

世界の認知率

世界での認知率は全体で約60%

北欧諸国は福祉大国とあって勿論ハイスコアですが、なんとイタリアでは、94%の認知率ということで国民のほとんどが認知しているみたいですね。

そして、インドが81.3%と意外なハイスコアを叩き出していますね。

個人的な話になりますが僕自身2014年にインド旅行へ行ったのですが、とても信じられません笑

町中ゴミだらけ、川も異臭を放ち、とても底カーストの人たちが、国から手厚い補助を行われているとは思えない状態でした。

あれから5年でどれだけ変わったのか気になるところですが、知っていると知らないとは雲泥の差ですね( ̄▽ ̄)

データ 電通 NEWS RELEASEより引用

日本人の認知率

では、我が国『日本』での認知率を見てみましょう。

朝日新聞が調査

朝日新聞 『SDGsで変える』より引用

東京・神奈川の首都圏に住む3000人を対象に調査したデータみたいなのですが、27%というロースコアを叩き出していることから、世界先進国とくらべてかなり低いことがわかります。

同じく電通の調べ(2018年)のデータでも全体で16%というヤバい数字が、、、、

電通 NEWS RELEASEより引用

意外と若者世代が認知していることが驚きですが、今は小中学校の授業でも勉強しているみたいです。

なので高齢化が進む日本での認知度が低いのもわかると言えばわかる気がします。

高齢者にもわかりやすく積極的に取り組んでもらえるよう、メディアや自治体が情報発信することが望まれます。

 

わたしたちがやれることから

やれることからやってみよう

“わたしたち”つまり個人でできることから始めてみましょうってことですね。

海洋汚染がマイクロプラスチックにより危機的な状態になっているのは皆さんご存知かと思います。

プラスチックが目にも見えない微細な粒子になり、海中を埋め尽くしているってことですね。

これ、実は本当にヤバめな感じになっていてイギリスのメディア『ナショナルジオグラフィック』でも特集されるくらいです。

この問題に対し、すでに45カ国以上の国でレジ袋の使用禁止が批准されているという現状。

僕もなるべくもらわないようにしていますが、「レジ袋いらないです!」と言う前に袋に入れられてしまえばなかなか断れないなんてことも。。

飲み物も自前のマイボトルに入れて持ち歩くことも多いですね。

財布にも地球にも優しいですね♪♪

持続可能な○○を合言葉に

個人でSDGsに取り組むにあたりすごいことを発見しましたので紹介します。

それは常日頃から『持続可能な』と言う言葉を付け加えるだけですね!

例えば、

  • 持続可能な買い物に行ってくる
  • 持続可能なPC作業をする
  • 持続可能な洗濯をする

といった具合です。

これガチで効きますね!

『持続可能な〜』をつけることによって、無駄な物を買わずセレクトすることに神経を集中させたり、PC作業も無駄な時間、データ、エネルギーの節約のためにフォルダの整理や明確に『やることリスト』を作成して時間短縮することができました。

なので、『持続可能な〜』の合言葉を使用を繰り返すことにより潜在意識的にサスティナブルなアクションを起こすことができますので超おすすめです( ´∀`)

おためしあれ!

 

日本でSDGsに取り組む企業

日本でもSDGsに取り組み評価されている企業や自治体だたくさんありましたので紹介します!

意外な企業があったのでびっくりです笑

そして、SDGsに取り組む自治体もどんどん増えてきていますのでご参照ください( ´ ▽ ` )

我が島牧村も急速に取り組んでほしいと願っています。
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刑部広平

1987年11月6日生まれ 北海道当別町出身 調理師、アウトドアアパレルメーカ Patagonia札幌北ストアを経て2019春に島牧村へ移住 Fourwin株式会社 セールスマネージャー 個人事業 千走商会 趣味のFlyfishingを楽しみスローな暮らしを目指している
1987年11月6日生まれ 北海道当別町出身 調理師、アウトドアアパレルメーカ Patagonia札幌北ストアを経て2019春に島牧村へ移住 Fourwin株式会社 セールスマネージャー 個人事業 千走商会 趣味のFlyfishingを楽しみスローな暮らしを目指している
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