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Toggleこんにちわ。刑部デス!
6月になりかなりの数の水生昆虫が羽化し始めました!
今日は釣行の話と魚の捕食物の事を書きたいと思います。
2月〜4月の魚の食べ物の話
- 画像1は成虫
- 画像2は幼虫
カワゲラと言っても沢山の種類があって大きさも色も千差万別
雪がまだ残る時期に出始めるセッケイカワゲラ、エゾユキカワゲラ等まずカワゲラの類が水面から一番最初に現れます(´∀`)
よって意外と早い段階から水面直下での水生昆虫捕食がはじまるのです♪♪
これらのカワゲラに共通して、夕方に産卵をすることが多いですね!
ライズをみつけたらソーっとアダルトのドライフライを流してみてください♪( ´θ`)ノ
そして昆虫だけが魚類系エサではなく 鮭稚魚も他の生き物の重要なタンパク源となります♪♪
水生昆虫の多くが水底の石の裏や砂の中にいる時期は鮭の稚魚は魚達のご馳走になるんですね!
初夏の魚の食べ物の話
2月〜4月は餌があって5月は何も食わんのかーい!って声が聞こえてきそうだが5月は雪代(雪解け水)の影響でほぼ釣りにならない為釣りに行けず、かなーり説得力がない記事になる為記載しない笑
ただ晴れの日が続くとカゲロウの類(メイフライ)が度々大量発生する。文字通り‘Mayfly’と言う通り英語圏では5月に度々出現するとの事。
※全然夏も秋も関係なく出るんだけどw
なのできっと川底で雪代中の川底で流れてくるカゲロウ類を捕食している事でしょう。
幼虫→亜成虫→成虫と半変態する変な虫!!こいつ飛ぶのが下手で良く魚に食われるのです。
すごく考えて釣りをしてみた
昨日6月4日に久しぶりにフライロッドを持って川に立った。久しぶりといっても一週間ぶりくらいだけど、先週の好天気で雪代がグングン進み、随分川の状況もよくなった。
仕事も田植えも忙しい中で無性にニジマスに会いたくなったのです。
大きい淵の底に大きい魚は潜んでいるに違いない。暫く観察するもタイミング悪く時たまライズするのは小さな魚
見渡す限り水生昆虫はそこまで多くはない。さて、どうしたものか。。。。
本当はドライフライ(水面に浮かぶ毛針)で釣りたかったが仕方がない。毎年このくらいの時期になると大量のトビケラ(カディス)が水面をスイスイと滑るように飛び回る。
それが此奴!
幼虫(イモムシみたいなやつ)→蛹(エメラルドグリーン)→成虫
水生の蛾みたいな奴。僕が思うに蝶々がなんかの拍子で水中に入って進化したのがこいつなんじゃないかと思ってます。
デッカい魚にはデッカいフライだ!と川カジカ類をイミテートした‘マドラーゾンカー’の30センチほど上部にガン玉(重り)と装着して投じます。
先ほどチビっ子が相手してくれた大渕の際に沈めこむと…..。
フワァ〜っと大きな魚影が。
食ったところを確認しゆっくり合わせる。
これが正解だってのが無いのがフライフィッシングの面白いところであり、難しいところ。魚もバカでは無いので同じパターンで釣れるとは限らないし、大きい小さいで食べてるものも違うのだろうか?
でもこの日はこのパターンが正解だったみたい。
先ほどのものより数センチ大きい個体。でもやっぱり痩せてる。5月に産卵した個体っぽい。沢山虫食べて太ってね♪
って事で久しぶりのニジマスに癒された釣行でした。今後の釣行も乞うご期待を( ^∀^)