月が
萎んで来たので
トマトの種取り
月の満ち欠け
が
暦の起源
ではあるが
それは
農業革命以降の
コミュニティの形成
が前提となる
農耕を効率的に行う
為にある
ビオディナミや
様々な農業スタイルで
月の満ち欠けを
何かのタイミングにする
人は、現代農業の今でも
たまにはいる
が、
その効果を実感してる人は
虫の発芽に対する殺虫剤
みたいなケースを除けば
殆どいないのではないか
と、いつも
疑問を感じている
月の満ち欠け
が海面の潮汐に
大きな影響を与えているのは
周知のことだが
それは
月の重量が
地球に影響を与えている
事実である
植物との関係性でも
同じことが起き
満月の時には
上に引っ張られ
新月の時には
地面に引かれる
1日に中での
タイミングのズレ
でしかない、から
1日尺で考えると同じである
と考える人が多いのだが
ここで重要なのは
植物の成長が夜行性
と言うことで
新月満月の時の
変化となる
全ての植物に
同じく影響するものだが
現代農業での
化学製品や
有機農業などの
肥料や発酵させた何かしら
を使うことで
それらの影響が強すぎる為
成長が引っ張られる
オーガニックで言うところの
月の満ち欠けのような
工夫が
御呪いの様に捉えられるのは
原始農業の技術が
オプションの様な
付帯的な要素
であると理解している点にある
そもそもが
環境の微細な変化に対して
擬似的な模写としての
農から
近代農業は
外部要素に頼る
業の部分が
圧倒的に大きくなってしまった
野草を野菜にしたのが
農業だが
近代農業は
既に工業製品と
大して変わらない
そんなこんなで
近代農業の人が
御呪い
と思っているのは
そりゃ分からんよなぁ
なんてことを
想いながら
今年も
種を残す