シゼトモのお米の種蒔き

シゼトモの
お米の種蒔き
スタートしました


オーガニックになってから
15年目の
お米の種蒔き

川の水の流れの
擬似空間を作り
1ヶ月
ゆっくりと
種籾に水を吸わせ

発芽させる時も
なるべく低めの温度帯で
ゆっくり時間を掛けて
芽を起こします

一般的な農家さんだと
ここで
何らかの殺菌をします

ケミカル薬剤だったり
高温処理だったり

いろいろな病気のリスクを
回避させる為に
殺菌処理をします

が、
オーガニックでは
病気だったり
様々な生育のリスクに
蓋をしたり
逃げたり
みたいなことはしません

最初に言っておきます
が、
殺菌をしたり
ケミカルに頼ることが
悪い
って話しではありません

結論から言うと
何処に結論を求めるか

みたいなことで

話しを戻し
オーガニックでは
生物多用度
が最も重要な要素となります

それは
多くの生きものが共存することで
生態系のバランスは
より豊かに
より整って行きます

そこでは
食物連鎖が活発になることで
エネルギー の交換スピードが
早く円滑になるからです

ざっくりとした
説明ですが
そのことで
科学的なことに頼らず
生きもの達が
それぞれ自立し
且、共存関係を保てる
のです

殺菌や殺虫
何かを排除することは
一時的な回避にしか
なりません

が、
その一時的なタームがあるから
その先も存在する
なんて言うのも
最もであると思います

1940年代
ペストやコレラにならぶ
黄熱病
という感染症が
アメリカを中心に
世界に大流行しました

多くの人達が
死んでいったらしいです
その黄熱病は
蚊がウィルスを拡散させている
ということが判明し

その蚊を殺す薬を
開発したことで
その感染症は終息に向かいました

その薬こそ
レイチェル・カーソンさんが
後に問題提起した
殺虫剤のDDTです

その当時の
人々を救ったのは
確かにDDTだったんでしょう

それが齎らした影響
を考えみると
「 沈黙の春 」
が訪れ
その殺虫剤の開発に派生し
多くの農薬が誕生し

鳥に留まらず
今では
ミツバチ達が
地球上からいなくなるのではないか

と危惧され
ガンで半数の人が命の危機に晒されて
アレルギーや
様々な新種の病気か生まれました

確かに
1940年代に
人類が滅亡していれば
今の世の中はありません

し、
その当時
後の世が
ここまでの影響が出る
とも予想するのは
難しかったかもしれません

が、
自分の利益に固執し
我が身を守ろうとする

良く耳にする
命が何よりも大事

おそらく、この発想は
キリスト教が世界に広がるタイミングの
政治的な恩恵となった
西洋個人主義
の流れの中で
培われてきたものでしょう

個人が何を大切にするか
は自由ですし
勿論
命は粗末にするものではありません

しかし、
我欲を誇示し
他への影響を省みないことには
誰しも嫌悪を抱くでしょう

現に、
今のコロナ問題の
社会風潮を考えると
一目瞭然です

ですが、
その「 命 」
という概念を
どう捉えるか

現代の
個体発想としての命

人類という流れの中に存在し
繋がりゆく命

この2つの
命という解釈には
大きな違いがあります

重要なのは
どちらが正義である

ではなく、
どう在りたいか

テクノロジーは
常に進化し
いろいろなものを
便利にしています

それは
マイナスベクトルにも
同じように
便利になっている

自然界には
常に
相反するものが
共存しているものです

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ソガイハルミツ

シゼントトモニイキルコト 1973年北海道瀬棚郡今金町神丘生まれ:ソガイ農園5代目、シゼントトモニイキルコト ユニットメンバーでありトマトソムリエ。高校卒業後、システムエンジニアを目指し大学進学のため札幌へ。大学在学中にスノーボードを始めたことがきっかけでプロスノーボーダーの道へ。国内外問わず年間約300日間を雪山で過ごす生活を経験。農を行うにあたり合理性を追求した結果、自然栽培・不耕起栽培のスタイルに行き着く。多趣味、多才な素顔でまさに北海道のコンテンポラリーファーマーのカリスマである。(引用:BIASTRA.jp)
シゼントトモニイキルコト 1973年北海道瀬棚郡今金町神丘生まれ:ソガイ農園5代目、シゼントトモニイキルコト ユニットメンバーでありトマトソムリエ。高校卒業後、システムエンジニアを目指し大学進学のため札幌へ。大学在学中にスノーボードを始めたことがきっかけでプロスノーボーダーの道へ。国内外問わず年間約300日間を雪山で過ごす生活を経験。農を行うにあたり合理性を追求した結果、自然栽培・不耕起栽培のスタイルに行き着く。多趣味、多才な素顔でまさに北海道のコンテンポラリーファーマーのカリスマである。(引用:BIASTRA.jp)
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